設定狙いの際の、期待値の考え方について、私の実体験をふまえた上で記していきたいと思います。
毎月、ゼロが付く日(10日・20日・30日)にリゼロのイベントをやっているホールがあります。ゼロの付く日以外にも、主要キャラクターの誕生日(直近ですとエミリアの誕生日が12月6日だそうです)も対象のようです。
イベント規制の影響で大々的には告知はしていませんが、ある程度の頻度でお店に通っていると、トイレに貼ってあるポスターや店内装飾の違いで、大体このようなイベントやホールの押したい機種がわかります。
そのホールには5台リゼロの設置があります。
私は出玉データやイベント日以外の状況などを参考に調査し、以下の仮説を立てました。
①0のつく日は5台中2台が設定6(機械割113.3%)
②残りの3台は設定2(機械割99.0%)の可能性大。設定4(機械割103.9%)もあるかも
③前回のイベント日で当たりの台には設定6は入らない
ここから、期待値を算出していきます。
①②から5台中2台が設定6(機械割113.3%) 3台が設定2(機械割99.0%)
ですから適当に座った場合、設定6に2/5、設定2に3/5の確率で座る計算になります。
(設定6×2/5=機械割45.32%)+(設定2×3/5=機械割59.4%)
=期待機械割104.72%
という計算になります。私の場合は機械割106%を目安にしていますので、
①②の情報だけですと並ぶ価値のないイベントになります。
ここに③前回のイベント日で当たりの台には設定6は入らないの情報をプラスしますと、設定6に2/3、設定2に1/3の確率で座る計算になります。
(設定6×2/3=機械割75.53%)+(設定2×1/3=機械割33.0%)
=期待機械割108.53%
という計算になり、106%を超えますので、ここで初めて並んで抽選を受ける価値が生まれました。
ホールに設定の裏を取ったわけではないので、仮説が間違っている可能性はありますが、出玉データから見ると今のところ概ね外れていないと思います。
この仮説の精度を高めること、そして精度の高い仮説をたくさん持つことが設定狙いにおいて一番大事なことだと私は考えています。
もちろん、実際には入場抽選があります。
上記の例のお店は、平日であれば大体50人ほどの並びになります。
全員がリゼロ狙いでないとしても、少なくとも5番以内に入らないと狙い台を取るのは厳しいでしょう。
良番が引けて狙い台に座れた場合は終日打ち切りです。
運悪く、A天井を2回連続で食らったとしても続行です。
やめどきは、基本的には自分の台以外で2台、設定6の確定演出が出た時のみです。
それ以外はよほど展開が悪くならなければ、私は打ち切ります。
(あくまで上記の仮説に則った場合ですので、仮説の信頼度が低かったり構築中の場合は適宜設定判別をして、押し引きを考えてください。)
もし良番が引けなかった場合、その店はあきらめて他の仮説のある店に行くか、ハイエナ稼働や技術介入機狙いに切り替えましょう。
間違ってもそのお店の狙い台以外に座ってはいけません。
機種対象のイベントの場合、対象機種で還元をしている分、ほかの機種で大回収している可能性が高いからです。
次回は設定狙いその② 仮説のたて方について考えてみます。