本当にあったパチプロのはなし

ちょっと変わった経験談や、ギャンブルとの向き合い方について書いています。

ちんちんの大きさよりも大事な事

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五感の中で記憶と一番繋がりが深いのは嗅覚だそうだ。

 

匂いというのは当然鼻で感じるわけだが、鼻の奥の神経が人間の記憶を司る脳の部位である海馬に繋がっているということらしい。

 

確かになにかしらの匂いを嗅いだ時、ふと昔の記憶が蘇ることがある。

 

それは柔軟剤の匂いだったのか、あるいはシャンプーの匂いだったのか、今となっては知る由もないが、パチ屋の一角でその匂いを嗅いだ時、ふと、ある女と過ごした日々を思い出したのである。

 

 

池袋ラブホテル殺人事件

当時の僕はサラリーマンで、小さな商社に勤めていた。職種としては営業職だったのだが、いわゆる中間管理職というやつで、複数人の管理を任されており、その中の一人がその女だった。

 

年齢は僕の一つ下で、体は僕より二回りぐらい小さく、華奢で小柄な女の子だった。髪はショートヘアで、E.T.のような愛らしい顔をしていた。仕事はまぁまぁできた。そこそこ良い大学を出ていて頭の出来も悪くなかったし、なにより愛嬌があって顧客によく好かれていた。

 

個人的にその女の匂いが好きだった。

 

たぶん柔軟剤の匂いだと思うのだが、干したてのシーツのような、なんとなく日光を彷彿とさせるような匂いをしていた。

 

ある日、仕事終わりに二人で飲みに行くことになった。なんでかは分からなかったが、なんとなくいける気がしたから誘った。会社の近くのチェーン店の居酒屋へ行き、酒を二、三杯飲んで、料理を何品か平らげたあと、ホテルに誘った。

 

割とすんなりと同意を得たので、居酒屋を出た後、池袋駅北口のラブホテル街に二人で向かうことになった。週末だったのか満杯のホテルが多く、数軒を回りようやく空き部屋のあるラブホテルを見つけ出した。

 

そこは少し前に殺人事件が起きたスマイルマークが目印のホテルの近くで、外観はお世辞にも綺麗とは言い難かったが、まぁ別にセックスをするだけなので問題はない。フロントのババアから鍵を受け取り部屋に向かった。

 

その間、その女が何を考えていたのかは分からない。動揺していたのか、恥ずかしかったのか、エロいことばっか考えていたのかは分からないがやる気は満々に見えた。

 

部屋についてセックスをしたわけだが、これがビックリするぐらい良かった。あまりにも性的なことを書くとGoogleに処刑されるシステムなので詳細は割愛するが、なんというか、そこはまさに宇宙。あれ?あれれー??みたいな感じだった。

 

今までの経験人数は数えてはいないが、プロも入れるとそれなりの数ではある。その中でも彼女はぶっちぎりに良かった。北京オリンピックのウサイン・ボルトぐらいぶっちぎっていた。お世辞なのか何なのかは分からないが、彼女も同じようなことを言っていた。

 

風俗嬢に聞いてみた

これは木下優樹菜を三発ぐらい殴ったような顔をした風俗嬢に聞いた話なのだが、ちんちんの大きさとかそういうのとは関係なく、なんか良い人、いわゆる相性の良い人というのは確かに存在するらしい。そしてその根源はいくつかあるのだが、一番重要なのは匂いだと。

 

この風俗嬢は24時間中16時間ぐらいはラリってるようなヤバい女だったので、話半分ぐらいに聞いておくべきなのだが、この性的な相性に関する考察についてはストンと腹に落ちるものがあった。

 

冒頭で嗅覚は脳の記憶を司る部分である海馬と繋がっていると書いたが、同様に扁桃体、脳の感情を司る部分とも繋がっているらしい。であるならば、セックスの相性に匂いが深く関係していたとしてもなんら不思議はない。

 

これは別に性的な関係だけではなくて、なんとなく話の合う人とか、一緒にいると落ち着くみたいな、そういうものも多少は匂いが関係しているのかもしれない。

 

ボルトは強い

ウサイン・ボルトのような女とは一回だけの関係で終わらせるつもりだった。なぜなら、その時僕には2年ぐらい同棲している女がいて、そいつと結婚しようかどうしようかみたいな時期だったからだ。

 

ただ、ボルトのような女との関係は一回では終わらなかった。続いた。

 

ボルトは僕が女と同棲していることは知っていたし、僕も彼女がそれを知っていることを知っていた。なのになぜ関係が終わらなかったかというと、それを覆すほどに相性が良かったからなのだ。性的な相性というのは実際のところかなり強い。

 

まぁ余裕で浮気なので、これが良いことか悪いことなのかと言われたら当然悪い事なんだと思うんだけど、これは人間が有性生殖で繁殖する動物である以上、ある程度仕方がないことだと思うんだよね。だから僕は悪くない、だって僕は悪くないんだから。

 

結局、同棲していた女にボルトとの関係がバレて家を追い出されて、次はヤドカリのようにボルトの家に転がり込むことになったものの、その関係は長くは続かず、かといって完全に途絶えたわけでもなく、つかず離れずのような関係で今に至る。

 

ボルトとは2年ぐらい前に彼女の誕生日に飯を食いに行ったのが最後で、その前に会ったのはその1年前ぐらい、なので3年間で2回ぐらいしか会っておらず、こち亀のひぐらし刑事みたいな事になっており、ここ1年は連絡すら取っていないのだが、たぶんまたそのうち会って、最終的にはこの女なんじゃないかという気はしている。

 

わんわんフェスティバルと出会い

相性抜群のウサイン・ボルトの様な女と最後に会ってからしばらく経ったわけだが、この度、数年ぶりに同じような匂いを感じこの話を書いた。

 

その時は甘デジのわんわんフェスティバルを打っていたのだが、不意に隣からウサイン・ボルトと同じ匂いを感じたのだ。その匂いを嗅いだ瞬間、当時のことをふと思い出したわけだ。

 

もし仮に、隣に座ったのが若い女性であれば紳士的にご飯にでも誘ってみようかと思ったのだが、体重110kgはありそうなおばちゃんだったので誘うのはやめた。たぶん、あれは僕の粗末なちんちんでは届かない。やはりちんちんの大きさは大事だなと思った。

 

 

 

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