本当にあったパチプロのはなし

ちょっと変わった経験談や、ギャンブルとの向き合い方について書いています。

ルンペンのジジイに5000円あげたら次の日に1万5千枚出た話

ファミマで買い物をして外に出ると、ルンペンっぽいじいさんに声をかけられました。深夜0時ごろだったかな。

 

「あの…ちょっとだけでいいんでお金いただけないですかね。私、目が不自由で、ずっとここまで歩いて来たんですけど、お腹が空いてもう動けなくて…」

 

みたいな感じだったかと記憶しています。なんか支離滅裂な気がしますけど、こんな感じだったんですよ。

 

こういう時、といってもそんなに頻繁にあることではないんですけど、こんな感じでお金をたかられた時、僕は大体お金をあげます。

 

「いや、なんであげんの?バカじゃないの?」

 

という人が大半だと思うんですけど、お金が無くて飯が食えないっていうのは結構ツラいですからね。まぁ、95%ぐらいの人が嘘ついてたり、単にたかってくるだけだと思うんですけど、本当に腹減ってる人が5%ぐらいいるならそれで良いのかな、と思ってあげます。とはいえ、こうやってたかられたのも2〜3回ぐらいしかないんですけど。

 

で、普通だったら千円あげるところなんですけど、ちょうどその時、五千円札と一万円札しかなかったので五千円あげたんですよ。手痛い出費だけどまぁしょうがない。お金を受け取ったジジイはファミマの中に消えていきました。僕は家に帰りました。

 

次の日、いつものようにパチンコ屋さんに行きました。その日は寝坊をして特にあてもなく、なんか適当に打つかーみたいな感じだったと思うんですけど、一軒目のパチ屋に着くと凱旋のリセ500ゲームが空いていました。

 

ラッキーと思って、会員カードを入れて、暗証番号を押して、メダルを貸し出して、レバーを叩いて、ストップボタンを押しながらスマホに「凱旋 リセ500 投資…」みたいなことをメモっていたら当たったんですよ。

 

ふっつ〜に当たりました。Vが揃いました。510天井で当たりました。投資50枚です。

 

この時は「なんで当たったんだ?なんでV出てきた?」みたいな感じだったと記憶しています。もちろん、知識としては510天井のことはありましたけど、現場ではそこまで意識してなかったんでしょうね。打ち始めてループが続いて、「あぁこれ仮天か」みたいな。そんな感じだったかと思います。

 

覚えているのは赤7を2回引いたこと、とはいえ大して上乗せはしなかったこと、PGGは一回も引いていないこと。ぐらいですかね。

 

結局、50連して1万5000枚出ました。たぶんループだけで35個ぐらいあったんじゃないかな。凄く覚えているのが、ジェットに流したらピッタリ1万5000枚だったんですよ。投資50枚で回収1万5000枚ピッタリ。これ本当。

 

僕のパチスロ歴は15年ぐらいなので4号機時代後期から打ってるんですけど、その時を含めても、一撃枚数としてはこれが最高記録です。たぶん、今後も更新されることもないでしょう。

 

前日に出会ったルンペンが実は神様の世を忍ぶ仮の姿だったのか、徳ポイントが溜まっていたのか、あるいは偶然かは分かりませんが、これが僕が過去一おいしかった話です。

 

これ、いつの話だっけかなとiPhoneのカメラロールを見返してみたところ、写真が残っていました。

 

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2016年2月8日。なので今から5年前ですね。下に絶頂の写真がありますけど、この頃はまだ番長2もあったんですね。まだ全国的な非等価の流れになる前ですね。

 

僕の読みではルンペンのジジイはたぶん神様で、日本昔ばなし的なノリで、あげた五千円のお返しをしてくれたんでしょうね。凱旋で1万5000枚出た後もなんか調子が良くて、やたらお金が増えました。写真の秘宝伝もめっちゃ出てるし、絶頂も引いてるし、なんか調子良かったんですよ。

 

なので、「今がチャンスや!」と思ってそのお金を持ってラスベガスに行きました。

 

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これが4月27日ですね

一発逆転を狙い、カジノを5軒ぐらい倒産させる勢いでベガスに行ったものの、ボロ負けして素寒貧になったので、今もまだ極貧生活を送っているというわけです。あのジジイはたぶん日本限定の神様だったんでしょうね。

 

 

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