本当にあったパチプロのはなし

ちょっと変わった経験談や、ギャンブルとの向き合い方について書いています。

設定狙いその② 高設定の探し方

前回の記事で、「仮説をたてよう」という話をしましたが、今回はその続き。

具体的に高設定の探し方について解説します。 

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ホールの還元日を知る

「木を見て森を見ず」ということわざがありますが、パチスロの設定狙いもまさにその通り。いくら小役を数えて設定判別をしても、客に還元するつもりのないぼったくりホールであれば意味はありません。

優良店を見つけるためには、そのお店の還元日(旧イベント日)を知ることが大切です。

 

イベント規制以後、ホールは大々的なイベント告知ができなくなりましたが、旧イベント日を、今でも還元日としているホールが大半です。

 

お店に行けば、旧イベント日の前日にはマスコットキャラクターとともに「明日10:00オープン!」のようなポスターが貼ってあると思うので、定期的に通っていれば分かります。

また、有名なホールであればtwitterや「旧イベント日 〇〇〇〇店」みたいに検索をすれば、簡単に出てくると思います。

店の押したい特定日以外にも、「5のつく日はジャグラーの日」「ゼロのつく日はリゼロの日」みたいなイベントをやっているところはたくさんあります。

 

まずは、自分がよく行くお店の還元日を把握しましょう。

 

稼働ゲーム数に注目しよう

還元日を把握できれば、次に還元日の出玉状況のチェックです。

最近ではサイトセブンや、お店独自のWEBサイトで出玉状況を確認できるお店も多くなってきました。

もちろん、そのような便利なサイトを使うことも重要ですが、実際に閉店間際にお店に行ってみるのが一番良いと思います。(理由は後述。)

 

その際、ボーナスの回数や出玉率ももちろん大事なのですが、

見落としがちな重要な要素が稼働ゲーム数です。

パチスロには「必ず4.1秒ウェイトゲーム数を設けなければいけない。」という規制があるので、理論上「1時間で878ゲーム」、

12時間45分営業の地域ですと「一日で11,914ゲーム」が限界になります。

トイレに行ったり、目押しをしたり、当然フルウェイトで理論値回せる人間はいませんし、ノーマルタイプで以外の場合は閉店時間を考慮してヤメるので、概ね8,000ゲーム以上回っている台は、一日中ぶん回された台だと考えてください。

 

一日中ぶん回された台には、高設定が投入されていた可能性が高いです。

仮に、その日の差枚数マイナスだったとしても、「スロット専業が確信を持ってぶん回していた」、もしくは「高設定確定演出が出た」というパターンが殆どだからです。

木を見て森を見る

出玉率・ボーナス確率を見る際は、個々の数字も大事ですが機種全体に注目してみましょう。

分かりやすいのがジャグラーシリーズ。

1台毎にボーナス確率を見ても8,000ゲーム程度であれば荒れることはよくあります。

機種ごとに稼働ゲーム数、ボーナス回数を合算して計算してみましょう。

平均5,000ゲームの稼働でも10台あれば5万ゲーム。

大体のその機種の平均設定が見えてきます。

 

自分にとっての優良店

優良店の基準は人によっていろいろ。

「ジャグラーシリーズがが大好きで、いっぱいペカればそれでOK!」

という人には、ゴーゴージャグラーが全台設定3のお店がいいと思いますし、

「リスクはあっても夢を追いたい!勝つときはガッツリ勝ちたい!」

という人には、ハイスペック機を中心に、メリハリのある設定配分をしているお店がいいでしょう。

 

私にとっての優良店は、

「多少平均設定が落ちてもでライバルが少なく並びが少ないお店。できればメリハリ設定で。」という感じでしょうか。

 

結局のところ、自分に合うお店を見つけることが、ストレス無く楽しく勝ちにつながりやすいと思います。

 

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実際にあった設定投入方法

 ホールが設定を投入するのは出玉をアピールしたいから。

ですので、意外と設定の入れ方を分かりやすくしているホールは多いです。

せっかく設定を入れても、全く回されなければ最低ですからね。

 

ただ、設定の入れ方といってもホールによって千差万別。

実際に私が体験した、設定投入方法に以下のようなものがあります。

 

全台系

対象機種全台設定6!もしくは全台設定4以上!みたいな入れ方ですね。

かなりポピュラーな入れ方だと思いますし、ちゃんとデータを取っていれば、こういう入れ方をするお店はすぐ分かります。

全台系のお店の場合は、何台構成の機種に入りやすいのか、前回の対象機種は何だったのかというのを把握することが大切ですね。

仮に、自分が誤った対象機種に座ったとしても、全台系であれば比較的早い段階で見抜くことができるので、攻めた立ち回りがしやすいのも長所です。

 

末尾系

例えば、7日が還元日のお店であれば、末尾7番台に設定6!みたいな入れ方ですね。

 

最近、少なくなってきている気もしますが、まだまだ主流の方法だと思います。

 

台の場所(カド台、カド2、中カドなど)

いつも決まった場所に設定を入れるお店は存在します。

客の動線を意識して、目立ちやすい場所、機種に目を向けてみると良いかもしれません。

 上記「実際に閉店間際にお店に行ってみるのが一番良い。」というのは、この部分ですね。

ただ、カド台などですと、目立って分かりやすいので競争率が高いのが難点ですね。

 

前日の履歴

いわゆる「アゲ狙い」というやつですね。前日1番ボーナス回数が少なかった台や稼働の少ない台に設定を入れる。

ただ、経験上あまり有効な手段ではないと思います。もちろん前日の履歴を意識して入れる店もあるとは思いますが、私が行った店では殆どドンピシャで当てはまることは稀でした。

 むしろ逆に、前日1番の優良台に設定を入れる「据え置き狙い」の方が有効なお店が多いと思います。

 

おわりに

設定の入れ方は本当に千差万別。

ですが、高設定をアピールするためにサインを出しているお店は多いです。

中には全く入れ方が分からず、「ここ、サイコロ振って設定決めてんじゃないの?」と思ったお店もたくさんあります。

ただ、店長が変わったり店の方針で投入の仕方が変わることもよくあります。

 

 常に敏感にアンテナを張ってお店のデータを収集し、更新し続けることが大切ではないかと思います。