折角のエイプリルフールなので、嘘でも書こうと思ったわけだが、全く何も思い浮かばない。普段嘘をつきすぎていて、いざ嘘をつこうとするとつけないのは、嘘つきあるあるだと思う。しょうがないのでジャグラーの2枚がけ攻略法でも書こうかと思っていた矢先、1つ思いついた。
絶対は絶対にない
「絶対は絶対にない」という言葉がある。一般的には織田信長の言葉と言われているが、出自は明らかではない。おおかた部下が適当に流布したとか、伝記の作者がでっち上げたとか、そんな感じだろう。
仮に「まんがでわかる信長」の作者がでっち上げた言葉だとしても、私は好きな言葉だし、信念としている言葉でもある。言葉の重みは誰が言ったかによって変わるかもしれないが、その価値は自分で決めるものだろう。
信長の野望によると、織田信長は超凄いやつである。全然領土のないカスみたいな大名からスタートし、バカみたいに強い軍団に囲まれていたにも関わらず、天下統一まであと一歩まで迫った。反面、悪い事もいっぱいした。頭いかれてるレベルの蛮行も沢山言い伝えられている。
常に正しい人間なんかいない。超凄い奴でも頭おかしい事はたくさんやっている。同じ人でも見る角度によって変わるし、言っていることが常に正しいとは限らない。誰かに傾倒したり、誰かの言うことを100%鵜呑みにするのは危険なことだ。
そもそも正しいとか間違っているとかはない。そんなものは、立場や時代や教育や個人の価値観によって変わる。
現代社会、特に日本において正しさの基準は、憲法なり法律なり条例なり規則だろう。それ以外のことは自分で考えるしかないし、考え方は人によって違うはずだ。自分なりに考えた正しさを貫けばそれでいいと思う。大衆は常に間違う。自分で考えるのが大事。
脱線した。話を戻そう。
「絶対は絶対にない」と言うと、「え？じゃあ明日寝て起きたら、枕元に1億円おいてある可能性あんのかよ？」とか言い出す馬鹿がいるのだが、ハッキリ言ってその可能性はゼロではない。明日ビッグバンが起きて、宇宙が壊滅することと同じぐらいの可能性だが、大金持ちのサンタさんが今晩現れる可能性は全くのゼロではない。そもそも自分で1億円を枕元に置いて寝れば、99%ぐらいの確率で明日寝て起きても置いてある。
最悪の事態
たとえば、凱旋の1480ゲームにちょうど到達したオッサンに、「あなたにとって最悪の事態を教えてください」と聞くと、大抵のオッサンは「うーん。単発やったら最悪やなぁ」と言うだろう。
いや、違うだろうと。最悪の事態っていうのは、そんなものではないだろう。
オッサンの頭上に隕石がピンポイントで降ってきて、凱旋もろとも一撃で破壊されるとか、原因不明のウイルスにかかって、家族もろとも感染させて全員死ぬとか、地球が爆発するとかそういう事だろう。
まぁ普通に考えたらありえない。まず大丈夫。だがこの世に絶対は絶対にない。その可能性が何パーセントなのかは、誰にも分からない。自分で考えるしかない。
事実は小説より奇なり。自分が想像できることは起こり得るし、最悪の事態は想像を超えてくる。マーフィーの法則。失敗する余地があるならば、人は必ず失敗する。
これは別にマイナスの話をしているわけではない。ここまで真剣に読んだ人がいるのかは分からないし、読んでいる人がどうなりたいのかは知らない。ただ、絶対は絶対にない。何にだってなれる可能性はある。何パーセントなのかは知らないが少なくともゼロではない。
ウルトラマンになれるのか
夢がウルトラマンになる事だったとしよう。本当になりたいのならば、天体望遠鏡を買ってきて、死ぬ気でM78星雲を探し出して、ひたすらウルトラの父にメッセージを送るか、巨額の資産を築いてプライベートスペースシャトルで宇宙に飛び出すか、縁日の屋台でウルトラマンのお面を買えばいい。
たとえば六本木ヒルズに住みたいのならば、お金を稼いで普通に部屋を借りるか、銀行強盗をするか、ヒルズ内で警備員に見つからない寝床を探せばいい。嘘、犯罪はやめておこう。
お金というのはあくまで手段なのである。中には金持ちになることが夢の人がいるかもしれない。金持ちになりたいのであれば、お金を集めればいいのだ。ただそれだけである。目的と手段を履き違えると、時に落とし穴に落ちる。
結局何が言いたいのか
ハッキリ言って、今回は適当に書きすぎた。自分でも何を書いているのか全く意味が分からないし、論点がブレブレだ。まぁエイプリルフールなのだから全部嘘なわけだが、書いてしまったものはしょうがない。
これを書いたのは何者でもない。ただの無職だ。ただのじゃないな。学も金もないダメな無職だ。基本的には書いたところで何も変わらないし、何の意味もない。だが、絶対は絶対にない。何かしら意味がある可能性はゼロではない。
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