本当にあったパチプロのはなし

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なぜパチンコ店から感染者がでていないのか

ニュースを確認する限り、これを書いている2020年4月2日の午前0時時点で、パチンコ店由来の感染者は1人もでていません。

 

「政府が隠しているだろ!」といった陰謀論だったり、逆に「いや、パチンコ店は換気が~」とか「喋らないから大丈夫だ」みたいな意見もあるわけですが、私はパチンコ店の安全性などは関係なく、ただ確率の問題だろうと考えています。

 

※当然ですが、本記事にパチンコ店への来店を促進する意図はありません

 

なぜパチンコ店から感染者がでていないのか

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以下、厚生労働省の報道発表資料に基づいた話になります。

 

www.mhlw.go.jp

 

PCR検査陽性者等の数字は、2020年4月1日時点のものです。各所から指摘があるように、今後、爆発的な患者増加が起こる可能性があります。

 

また、諸外国に比べ、日本のPCR検査率が低い(と言われている)為、特に無症状患者が数字以上に多い可能性があります。「自分もすでに感染しているかもしれない」という自覚を持って読んでいただくようお願いします。

 

4月1日時点での国内でのPCR検査陽性者は2,178人です。(引用元:厚生労働省)

(※ややこしい話になるので、感染者の国籍は考慮していません)

 

うち、海外移入が疑われる例が、285例です。

 

現在確認できる限り、国内でのクラスター発生事例は8都道府県の13カ所です。正確な感染者数は確認できていませんが、クラスターマップによると、最低で95人です。

※本数字は、3月18日に厚生労働省が発表したクラスターマップに基づくものです。(引用元:厚生労働省)3月18日以降も各報道機関よりクラスターの報道がされていますが、省庁からの発信が無かったので考慮していません。

 

海外移入が疑われる事例と、クラスターによる事例を除外すると、日本国内での感染事例は1,798例です。日本の人口は約12,600万人ですから、約7万人に1人の割合です。

 

パチンコ・パチスロの参加人口は約950万人ですから、日本人口の約13人に1人の割合です。単純に考えるならば、国内の感染者1,798人のうち、135人がパチンコ・パチスロの参加人口という事になります。

 

参加人口というのは、1年に1回でも遊技する人の事を指すそうで、参加人口の年間活動回数は平均28.5回、約13日に1回という事になります。国内で初めて日本人の感染が確認されたのは1月28日ですから、4月1日の時点で65日経過しています。

  

つまり、パチンコ店の換気が云々とか、喋らないから大丈夫だとか、陰謀論がどうこうとかではなく、単純に感染者がパチンコ店に訪れる機会が(現時点で判明している限り)少ないだけ。まだパチンコ店の順番が回ってきていないだけだと私は考えています。

 

取り立ててパチンコ店が危険な場所だとは私は思いませんが、少なくとも安全な場所という事ではないと思います。もうしかしたら、明日には順番が回ってくるかもしれません。

  

冒頭でも書きましたが、諸外国に比べ、日本のPCR検査率が低い(と言われている)為、特に無症状患者が数字以上に多い可能性があります。

 

諸外国の感染拡大の経緯を見る限り、今後、短期間で爆発的な患者増加が起こる可能性は十分あり得ます。「自分もすでに感染しているかもしれない」という自覚を持った行動を心がけるべきかと思います。

 

 

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