本当にあったパチプロのはなし

ちょっと変わった経験談や、ギャンブルとの向き合い方について書いています。

株とか為替とか、投資に興味を持った人へ

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「株価が超下がっているぞ、今がチャンス!」とか、「パチンコ屋が今後どうなるか分からない…ちょっと副業としてFXやってみるか」とか、そんな感じに思っている人向けの記事。

 

私の場合は、FXをメインでCFDをちょろっと、という感じなので、主にFXの話になりますが、株取引や仮想通貨にも共通する話だと思います。

 

あくまで短期目線の投資の話です。

デイトレードとかスキャルピングとかそういうやつ。

 

iDeCoやNISA、あるいは優待目的の現物株取引や、スワップ目的のFXみたいな長期投資とは少し異なる部分がありますのでご注意ください。

  

※あくまでも、破産寸前の素人投資家による解説です

 

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投資とパチンコ・パチスロの違い

たまに、「パチスロでこんだけ勝てるんだから、投資も楽勝っしょ!」みたいな感じで始めるバ…もとい、勘違いしている方がいますが、ハッキリ言ってパチンコ・パチスロと投資は全然違います。スポーツで言えば、クリケットとフィギュアスケートぐらい違うし、パチスロで言えば、凱旋とリラックマぐらい違います。

 

投資とパチンコ・パチスロはまーったくの別物。

 

パチンコ・パチスロで勝つための知識や理論を基に、金融市場で立ち回ろうとすると、余裕で負けてスッカラカンのボロンチョになります。

  

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対戦相手が強い

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パチンコ・パチスロの対戦相手と言えば、当然、機械やお店なわけですが、その裏には店長さんだったり、釘を叩く人だったり、設定を投入する人がいるわけです。周りのお客さんもライバルですから、対戦相手と言えるかもしれません。

 

投資の場合、対戦相手は金融市場なわけですが、そこには当然人がいます。パチンコ屋にも色んな人がいるように、市場にも色んな人がいるのですが、市場参加者の中で最強と言われるのが機関投資家。ゴールドマンサックスだったりGPIF(日本の年金を運用しているところ)なんかが有名ですね。特に大きい資金力を持つ機関投資家は「クジラ」と呼ばれています。クジラに比べれば、個人投資家は小魚みたいなものです。

 

文字通り、クジラの資金力はケタ違い。例えばGPIFの運用額は約160兆円。実際に動くかはさておき、クジラが派手に動けば小魚は飲み込まれます。それだけ資金力があれば、彼らは市場そのものを動かすことだって出来るんですね。

 

しかも、機関投資家で実際に活躍しているトレーダーは強者ぞろいです。東大どころか、ハーバード大学を飛び級で卒業しているような天才がゴロゴロいます。また、近年では、Siriの100倍ぐらい賢いAIも活躍しています。

 

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彼らとぶつかり合って生き延びることは不可能なので、うまいこと彼らについていく必要があるわけです。クジラが動けば波が動くし、潮の流れが変わります。ついていくだけでも超大変なのに、周りの小魚と戦って、蹴落としながらついていかなければいけません。

 

クジラだけならともかく、周りの小魚も強敵ぞろい。長年、投資一本で食ってる専業とか、小国の国家予算ばりの資金力を持つ金持ちとか、大学院で数学と統計学をマスターした教授とか、サヴァン症候群の天才トレーダーとかと戦わなければいけません。

 

別にパチンコユーザーや業界関係者を揶揄するつもりはありませんが、パチンコと金融市場では、対戦相手全体の質が明らかに違います。

 

お金がある方が有利

パチンコやパチスロで立ち回る際、ある程度以上のお金さえあれば、それ以上の種銭は必要ありません。稼働スタイルにもよりますが、仮に専業として稼働するとしても、軍資金が30~50万円ぐらいあれば概ね大丈夫だと思います。それ以上をキープしていれば、差し当たって有利不利はありません。設定6を1日打ったとしてお財布の中身で結果が左右されることはありません。(パンクさえしなければ)

  

投資の場合、運用資金が多ければ多いほど有利。

いくら必要かというのは、取引の手法や、その人がどのくらいの収益を目指すかによって変わってくるので、一概には言えませんが、多ければ多いほど有利なのは確かです。運用資金によって取れる戦略も変わってきます。

 

仮に1か月で100万円を稼ごうとすると、運用資金が100万円の人と1億円の人では、難易度とリスクが天と地ほど違います。月利100%と1%ですからね。全然違います。

 

それでも投資に興味がある方へ

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個人的には今始めるのはあまりお勧めしませんが、それでも興味がある方は、とりあえずやってみると良いかと思います。

※一般的に、価格変動率が高い、特に現在のように地合いが不安定な時は難易度が高いと言われています

 

以下、基本的にはFXの話です。たぶん株取引も同じような感じだと思いますが、詳しくは知りません。

 

始めるハードルは意外と低い

FXを始めるハードルは極めて低いです。クレジットカードを作ったり、銀行口座を開設するより簡単だと思います。無職でもいけるはず。

 

1.「FX 口座」みたいな感じで検索する

2.申し込む

3.終わり

 

必要なものは、住民票とマイナンバーと銀行口座と本人確認証明書ぐらい。無職でも口座開設を断られることはほとんど無いんじゃないですかね。私は複数社のFX口座を開設していますが、断られたことはありません。

細かいことは証券会社ごとに異なると思うので、ご自分でご確認ください。

 

あえて理由は書きませんが、国内の証券会社を利用するのをおすすめします。

 

投資関連の個人ブログやTwitter等の発信者の中には、海外口座をすすめているところも多いのですが、個人的には「うーん…」という感じ。海外口座を使う事を否定はしませんが、様々なリスクをふまえ、ご自分でよくお考えになった上で利用するのをおすすめします。まぁこれは国内口座も同じ話なんですけどね。

 

最初に必要な金額

最初に必要な金額なのですが、ご自身の預金残高と相談して、無くなっても「まぁいいか」と思えるぐらいの金額で始めるのが良いかと思います。無くなってもいいお金なんて、誰にも無いのは分かっているのですが、あくまで目安というか心掛けの話。

 

ハッキリ言って、金融市場において初心者はカモです。カモがネギ背負って、片手に鍋持って、ついでに出汁も持ってきてくれたようなもの。

 

中にはラッキーマン並みに運が良かったり、天性の才能があってトントン拍子に資金を増やす人もいますが、大抵の人はボロ負けします。私も最初の一年間はボッコボコのケチョンケチョンにされています。

 

投資に回せる金額が100万円未満の場合、1,000通貨単位で取引できる証券会社をおすすめします。たぶん1万通貨単位が下限の証券会社が多いと思うのですが、たまに1,000通貨とか、それ以下の単位で取引できるところがあります。

 

※通貨単位・・・例えばドル円なら1万通貨=1万ドル 1,000通貨=1,000ドルみたいな感じ。詳しくは検索してみてください。

 

実際、投資ってどうなのか

個人的にはあり。しかも、あり寄りのあり。

 

というのも、私はFXを始めてから、金融関連はもちろん、色んなニュースを見るようになったし、FXを通じて、投資や金融関連にとらわれず、色々勉強になったことが多いんですよね。 

 

ただ、FXをはじめ、投資で勝つのは(個人的には)かなり難しいと思います。無茶苦茶ムズイ。半分ムリゲーみたいな感じ。特に最初のうちは投資で勝つというよりも、勉強代と割り切って、お金を捨てるぐらいの覚悟でないと厳しいと思います。

 

当然ですが、パチスロで勝てるからと言って投資で勝てるわけがないし、逆もまたしかり。本気で投資で勝ちたいのであれば、パチスロで得た知識は一旦置いておいて、一から勉強しなおすのをおすすめします。

 

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