本当にあったパチプロのはなし

ちょっと変わった経験談や、ギャンブルとの向き合い方について書いています。

海外で39度の熱が出て、死ぬかと思ったけど助かった話

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私は昔から体が強い方で、あまり病気で苦しんだ記憶が無いんですよね。風邪も全然ひかないし、インフルエンザにかかったこともないんですよ。

 

なので、逆にちょっと熱出ただけでも、凄くしんどいんですよね。38度も熱が出ようものならピヨピヨ状態です。

 

今回の話は、私の人生史上一番の高熱を出して、死ぬかと思った時の話。しかも海外で。

 

 

チェコ共和国の首都にて

5年ぐらい前に、急にヨーロッパに行きたくなったんですよね。せっかくなので、色んな都市を回りたいなぁ、と思って拠点を探していたんですけど、チェコの首都プラハのアパートがムチャクチャ安かったんですよね。

 

チェコの通貨はユーロではなく、コルナという独自通貨で、ヨーロッパの中では(当時は)物価がかなり安い方だったんですよ。確か1DKで1泊1,500円ぐらい。通常の賃貸契約ではなくてAirbnb経由だったので、いわゆる民泊というやつですね。

 

あまりの安さにビビりつつも、そのアパートを借りて、とりあえずチェコに向かいました。ビューン。

 

キキーッ。到着。

 

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なんかもうこの時点で、ちょっと調子が悪いんですよね。熱っぽいし喉も痛い。まぁ、そんなことを言ってもしょうがないので、タクシーを探して出発…と思ったんですけど、全然タクシーもバスも来ないんですよね。なんでや。

 

しょうがないので、泣きそうになりながら部屋の貸主に電話したら、なんと車で迎えに来てくれました。ラッキー。チェコ人優しい。

 

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アパートの外観はこんな感じ。部屋の写真は、なぜか1枚も撮ってなかったんですけど、キレイで良いお部屋でしたよ。着いたらもう夜だったので、その日は近くのレストランで夕飯だけ食べて就寝。飛行機の疲れもあって、ぐっすり寝れたんだと思います。

 

次の日…事件は起こった!!

次の日の朝、普通に目が覚めたわけなんですけど、起きれないんですよね。体がだるすぎて。

 

やべーなぁコレ…とは思いつつも、しょうがないので無理やり起きて、これからの事を考えてみました。

 

まず、絶対に熱がある。しかもこのだるさはヤバいぐらい高熱だ。体温計もなければ薬もない。病院に行くしかないのだが、海外、しかもヨーロッパの医療費ってヤバいんじゃないの…。ということで、自身の治癒能力に任せ、その日はお家でゆっくりすることにしました。

 

近所のスーパーで、インスタントのマッシュポテト(クソマズい、100円ぐらい)と、安いパン(普通にうまい、1本10円ぐらい)みたいなのを買って食べた記憶があります。その日は、全然分からない現地のテレビを見て、チェコ語の勉強をしながら1日を過ごしました。ちなみに、最後まで1ミリも話せるようになりませんでしたけど。

 

で、次の日の朝。やっぱりだるさがヤバいんですよね。気を抜くと、死んだお爺ちゃんが手招きしている風景が見えるぐらい。

 

さすがにこれはヤバいと。有り金を全部吐き出すことになったとしても、病院に行かねば死ぬ…と思ったところで思い出しました。

 

「なんか…旅行保険みたいなの入ってなかったっけ?」

 

ロンドン支局に指示を乞う

私は、基本的には旅行保険に入りません。正直、保険という制度自体があまり好きではなくて、日本でも必要最低限のものしか入っていないんですよね。ただ、超ラッキーなことに、チェコに外国人が入国するためには、旅行保険に入る義務があり、今回はたまたま入っていたんですね。

 

とりあえず、その旅行保険のパンフレットに書いてある番号に電話。たらいまわしにされた挙句、ロンドン支局につながりました。

 

「オッケー。とりあえず指定した病院に行きな。通訳もつけるから。医療費?そんなものは全てこっちで持つよ。そのための保険だぜメン?」

 

電話口の担当者はマジでこんな感じ。たぶん外国人のスタッフで、半分日本語で半分英語みたいな感じだったと思うんですけど、めっちゃフランクでしたね。ただ病人には染みた。正直惚れましたね。

 

タクシードライバーinプラハ6

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で、とりあえず病院へ向かいます。タクシーですね。ビューン。

 

キキーッ。到着。

 

これは完全に余談なんですけど、チェコって英語通じる人が少ないんですよね。 私も英語は上手くないし、あっちも上手くないし、お互いわけ分からん感じで、なんとなくで行ったら普通に着きました。GoogleMap凄い。

 

そこで、通訳の人と合流。女の人で、身長が高くてきれいな人でした。で、日本語がべらぼうに上手い。下手したら、今まで聞いた外国人の日本語の中でも一番上手いレベル。しかも、大阪に住んでいたことがあるらしく、ちょっと関西弁が入ってる。あの上手さはビビりましたね。普通にネイティブの日本人レベル。

 

通訳さんのおかげもあって、スムーズに診察は終了。その時始めて熱を測ったんですけど、たしか39.5度とか。そら、しんどいわけだわ。

 

診断は扁桃炎という病気で、お薬とのどぬ~るスプレーみたいなものを貰ってアパートに帰りました。体調が何となく楽になったので、地下鉄で帰ったような気がします。

 

全部タダだった

保険料を払っているので、別にタダではないんですけど、診療費や薬代等は持ち出しの費用すらありませんでした。タクシー代も、帰国後に日本円で還付してもらった記憶があります。旅行保険凄い。

 

…旅行保険バンザイ!バンザイ!バンザイ!

 

まとめ

…という流れで、なんか適当に保険のダイレクトマーケティングをしようと思ったのだが、そんなアフィリエイトはなかった。おしまい。

 

 

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