個人的には、ヤクザでも暴力団でも何でもいいのですが、隠語っぽく「薬丸さん（ヤク〇さん）」としておきましょうか。
これ、結構勘違いしている人が多いのですが、薬丸さんといっても、別に普通の人と一緒なんですよね。大体が、その辺にいるオッサンみたいな普通の人。たまに、まぁまぁの極悪人もいるわけですが、それはあくまで例外なんですよね。
私の生まれ故郷は流星街みたいな感じの場所で、薬丸さんの聖地ともいわれるような地域なんですね。あっちを見ても薬丸さん、こっちを見ても薬…もう面倒くさいからヤクザでいいや。まぁそんな感じなんですよ。今回はそんな普通のヤクザの話。
一応書いておきましょう。
※本記事は全てフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
パチンコ屋とヤクザ
ぶっちゃけた話、今はどうなんですかね。
噂レベルでは色々聞いたことはあるし、一昔前はなんかあったんでしょうけど、最近はあまり聞きませんね。少なくとも私は、パチンコ・パチスロ関連でヤクザトラブルに見舞われたことはありません。
強いて言うなら、旅打ちで訪れたとあるお店で、スーパービンゴネオ（青いやつ、444Gの方）好きのヤクザの親分の台を、ひたすらハイエナし続けた話ぐらいですかね。
別に「ヤクザの親分ですか？」と聞いたわけではないので、本当に親分だったのかは分かりませんけど、ぱっと見、大沢親分みたいな感じで完全にヤクザだったし、常に左右の台に舎弟を座らせてましたから、たぶんヤクザの親分でしょう。
その親分は、いつもなぜか333Gのゾーン抜けでやめるんですよね。奇数のゾーンを狙うという一風変わった戦略だったのかと思います。もうしかしたら、私にお小遣いをくれるつもりで回していてくれたのかもしれません。
親分はいつも350G付近でヤメて他のビンゴに移動していくので、その台に私が座る。で、460Gぐらいに私がヤメたら親分がその台に座る。で、私はさっきまで親分が打っていた台に座る…みたいな感じで、ハイエナの永久機関が完成していました。
たぶん、お互い「アホだなコイツ」と思いながらも、どこか戦友のような絆で結ばれていたんだと思います。たまにこっちを見るので「ビクッ！」となったものの、特にちょっかいを出されることはありませんでした。
この話は別にオチ無し。あくまで旅打ちで数週間通っただけのホールだったので、特に親分と揉めることもなく、その地域を後にしました。
居酒屋とヤクザ
私は大学生の時に、居酒屋でアルバイトをしていたのですが、そこのオーナーが元ヤクザだったらしいんですよね。年齢は60歳手前ぐらいで、ヤクザとしてどの辺のポジションまでいったのかは知りませんが、まぁまぁの肩書だったそうです。で、オーナーのくせに、なぜか普通に厨房で料理しているんですよね。
フワッとした噂で「オーナーは元ヤクザだ」というのは聞いていたんですけど、私の中では半信半疑というか、ジョークだと思ってずっとバイトしていました。
ぱっと見、普通のお爺ちゃんなんですよ。60歳手前ですから、お爺ちゃんというような年齢でもないんですけど、結構痩せ型で毛髪量がピンチだったので、老けて見えたんですよね。雰囲気でいうと、藤田まことみたいな感じ。必殺仕事人の中村主水ですね。
ある日、そのお爺ちゃん含め、数名でボーリングに行くことになりました。いつものように、私が遅れて待ち合わせ場所に行くと、なんか知らんけど揉めてる人がいるんですよね。
そうですね。まことが、悪そうな人にめっちゃ絡まれてるんですね。
相手もまぁまぁの年齢で多分50歳ぐらい。そこそこいかつめ。有名人でいうと、プロレスラーの野獣・藤田和之。怒鳴りあいもそこそこに、まことVS和之の藤田対決開始。ファイッ。
バタッ。
もう、ソバット一撃なんですよね。前田太尊ばりのローリングソバット。まことが和之を一撃でノックダウンです。和之はコケて頭打って血出してフラフラ。一撃で仕留めるとは、さすがは仕事人ですよね。とりあえず私はダッシュで逃げました。
よくよく聞いてみたら、まことは少林寺拳法の黒帯らしく、若い頃はバリバリの武闘派ヤクザだったらしいんですね。それを聞いて私は思いました。
「少林寺とソバット関係ねーじゃん」と。
…え、関係あんの？マジで？
まとめ
大丈夫なんですかねこれ。
もうしかしたら、一部NGワードがあるかもしれません。たぶんギリギリセーフな気がするのですが、万が一怒られたら速攻で削除します。
大丈夫そうであれば、そのうち第二弾だします。
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