本当にあったパチプロのはなし

ちょっと変わった経験談や、ギャンブルとの向き合い方について書いています。

17歳、セックス、バイト、北斗の拳

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17歳が将棋のタイトルを取ったそうな。

 

私は将棋に関しては駒の並べ方が分かる程度で、戦術やら定石に関してはからきしなのですが、17歳がタイトルを取ることの凄さぐらいは分かります。マジパネぇ。

 

そんな立派な17歳の将棋マスターと比べ、今から15年ほど前、17歳の頃の自分ははたして何をしていたのか。

 

 

17歳、セックス、バイト、北斗の拳

まず、毎日のようにセックスに勤しんでいました。私の通っていた高校は、8クラスぐらいあるまぁまぁ大型の学校だったのですが、2クラスに1人ぐらいの割合でカキタレがいて、日替わりでセックスをしていました。昔の船乗りさんもビックリですね。高校生の頃は元気だった。主に下半身が。

 

次に、アルバイトに勤しんでいました。2つ離れた駅にあるセブンイレブンと、チャリンコで20分のところにあるローソン。セブンイレブンは夕方のシフトで時給700円の学生料金だったのですが、ローソンは深夜だったので時給1,000円。本来は18歳未満は深夜のバイトには入れないんですけど、履歴書に18歳・大学生と書いて面接を受けたら普通に通ったし、身分証明書を提示することもなかったですね。結局、最後まで労基やら役所に突っ込まれることもなし。

 

最後にパチスロ。初代北斗の拳に出会ったのが確かこの時期。バイトの先輩に連れられて行ったのが初めて。ちなみにその先輩は、造船所に就職が決まっていて、近い将来、その造船所の事故が原因でひと悶着起きることになるのですが、それはまた別の話。

 

このうち今でも続いているのはパチスロだけ。

 

セックスはたまにするけれど頻度はだいぶ下がったし、バイトはおろか、労働自体6年ほどしていません。どうしてこうなった。

 

17歳の頃の自分に、「15年後のあなたは無職で、毎日パチスロばっかり打っていますよ」と言えば、ちゃんと勉強すんのかな。

 

しねーだろうな。勉強しないどころか、「別に無職になるならいーじゃん!」みたいなノリで、輪をかけて遊び呆けそうだな。

 

北斗北斗北斗天下布武北斗猪木北斗北斗

私が17歳の頃は4号機の末期。北斗の拳と吉宗と銭形が三大巨頭だった時代。当時は「設定?なんだそれは?」みたいな感じでクソ負けていたと思います。スイカをこぼすどころか、目押しという概念すらなかったし。ビギナーズラックなど存在せず、設定マイナス2ぐらいのスランプグラフで負けまくっていたわけですが、それはそれで楽しかった。

 

打つ機種はほとんど北斗の拳。北斗北斗北斗天下布武北斗猪木北斗北斗…みたいな感じ。パチスロというよりも、北斗の拳の狂信者。私にも伝承者だった時代があるんですよ。

 

そんな初心者負けまくりど真ん中が勝てるようになったのは…なったのは…うーん、なんでなんだろう。別に誰かに教わるとかもなく、ある日、突然勝てるようになったんですよね。知らないうちにアブダクションされて、スロット星人に改造されたのか。

 

まぁ、一人暮らしを始めて、パチスロで負け続けることによってライフラインが停止する寸前まで陥ったのがデカかったんだと思いますが、これは17歳より後の話なので割愛。

 

パチスロに出会いさえしなければ、もっとまともな人生だったのか否か

17歳という年齢は、ちょうど大人と子供の狭間。バイクは運転できるけど、クルマは運転できない。どっちつかずのギリギリの年齢。そんな年齢の時にパチスロに出会ってしまったのが運の尽き。パチスロに出会いさえしなければ、もっとまともな人生だったのかなあ。

 

いや、ねーな。逆にもっと落ちぶれていたかもしれない。今ごろその辺で空き缶を拾っていたか、大阪刑務所あたりで元気にラジオ体操でもしてたかも。仮に17歳の時にパチスロと出会っていなくても、19歳とか23歳とか、どこかのタイミングで出会っていたはず。とすると、知識なりなんなりもその分遅れて、サンドにお金を突っ込むマシーンになって、借金が500万くらいあったかもしれない。

 

色々総合的に考えると、パチスロにはある意味救われていて、人生に与えた影響というのはとても大きなものがあるかもしれないなあ…と思ったけど、どうなんだろうなそれも。

 

ただ、色んな意味でパチンコ・パチスロに救われている人はいるわけで、流石に将棋ほど高尚なものではないにしても、そんなに捨てたものではないよなあというのが今回のオチ。

 

 

www.pachislot-pro.com

  

 

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