漫画を読んでたんですよ。ジャガーンという漫画。ジャンル的にはSFバトルもの?みたいな感じで、有名どころでいうと、寄生獣とか東京グールとかチェーンソーマンみたいなノリかな。
まぁまぁ面白いんですけど、そんなことはどうでもよくて、この漫画、ちょいちょいエロシーンが出てくるんですよね。
少年ジャンプのちょっとエッチなお色気シーンとかではなくて、ジャガーンは青年誌であるビッグコミックスピリッツで連載されているので、普通にセックスシーンが出てくるわけですよ。といっても、それがメインの漫画ではないので、すごく淡白というか、1コマ2コマ、長くても1ページぐらい。直接的で過度な描写があるわけでもないんだけど、なんかエロい。下手すりゃ普通のエロ漫画よりエロい。
なんでなんだろうなー。なんでエロいんだろうなあ。
この「エロ漫画よりも、普通の漫画の方がエロい現象」は別にジャガーンに限ったことじゃないんですよ。「僕たちがやりました」の今宵ちゃんしかり、「ノゾキアナ」のえみるしかり、古くは「ドラゴンボール」のブルマしかり。
ここで気付いたことは「人間というのは、想像力の生き物なのだ」ということ。
ようは、全裸よりも水着の方がエロいように、風俗で部屋に招かれるよりも待合室の方が楽しいように、全て見えてしまうと、想像力で補う余地が少なく、そこまでエロくない。
重要なのは想像力。英語でいうとイマジネーション。
ジョンレノンが50年前に歌っていたのは、こういうことだったんだと気づいた11月の夜でした。おわり。
にほんブログ村