先日、金玉を強打しました。正確に言うとグニャってなりました。
チャリンコに乗ってパチ屋に行こうとしたんですけど、またがったタイミングでバランスを崩してしまい、こけそうになったんですよ。なんとか片足を突っ張ってこけずに済んだんですけど、その際にサドルと自分の身体で金玉をサンドイッチしてグニャっとなったんですよね。僕は沖縄空手をマスターしているので、普段であればコツカケで金玉を体内に格納しているのですが、今回は油断してしまいました。
金玉がグニャっとなると、痛いというよりも独特の感覚に襲われますよね。
人によって感じ方は色々あると思うんですけど、僕の場合はなんか切なくなるんですよ。いわゆるセンチメンタルな気分になります。なんていうのかなあ。なんかね、ムーミン谷の情景が思い浮かぶんですよ。ムーミン谷で白雪姫の7人の小人みたいな奴らがお茶を飲んでいて、それを眺めているみたいな、そんなイメージですかね。
その日の運勢はどうだったのか
まぁそれはどうでもいいですけど、やっぱそんな日はパチ屋に行きたくないんですよ。金玉痛いのに、なんでパチ屋なんかに行かんといかんのかと。まぁ行くんだけどね。
で、その日なんですけど8万勝ちました。夕方の5時ぐらいからパチ屋に行って、適当に番長3を打っただけなんですけど、投資150枚で初当たりを引いて、引き戻し等を絡め初当たりを引きまくり、都合4,500枚ぐらい出ました。ラッキーですね。
さて、ここで問題となってくるのが、その日の運勢はどうだったのかということなんですよ。
仮に、あくまで仮に、その日打った番長3が設定6で、17時から22時30分までで4,400ゲーム回したとしても、プラス2,500枚ぐらいなんですよ。それで8万勝ったということは2,000枚ぐらい余剰しています。これだけ見れば運勢はかなり良さげ。ラッキーマンでいうところの車だん吉ぐらい最強なわけですが、いうてその日は金玉を強打しているわけです。
結果的に金玉は無事だったので、差し引きでいうと若干プラスぐらいですが、もう少しだけ打ちどころが悪ければ緊急入院モードになっていたわけで、単純に運が良い一日だったとは言い切れないわけです。金玉を強打する人は間違いなく運が悪いでしょう。それなのに、パチ屋に行ったらバカ勝ちしたと。このことから分かるように、ヒキというのは無いんですね。Q.E.D.です。
…と、そんなわけあるかと。いや、ヒキの有無とかじゃなくて、そんな話があってよいものか。ということでヒキとか運とかそういうのについて書きます。ここまでが前書きです。
そもそも「ヒキ」ってなんなのか
ヒキってギャンブル用語なんですかね?この界隈以外ではあんまり聞いたことがないんですよね。人によって意味合いが多少違ってくると思うのですが、個人的にはヒキ=運のようなものだと思っています。たぶん、語源としては、くじ引きとかで使われる「引き」なんじゃないかな。
ご存じの通り、パチスロというのは基本的にレバーを叩いた時に抽選をしているわけですが、その抽選で良い結果を引っ張ってこれる運って感じかな。色んな意味合いがあるのかもしれないけれど、それぞれ意味を還元していけば、とどのつまりは「ヒキ=運」であって、「ヒキ強=運がいい人」みたいな感じかなと。
ヒキ(≒運)というものが有るのか無いのか。これに関しては正味よく分からんというのが個人的な答え。ここで「ヒキなんてねーよ。バカじゃねーの」というのが簡単で、ぶっちゃけ個人的にはそう思っているんだけども、これは第六感とか超能力とかエル・カンターレみたいなものと一緒で、「信じるか信じないかはあなた次第」みたいな、いわば信仰の問題であり、信仰の自由が認められている以上、その存在を積極的に否定するつもりはありません。
僕もたまにめざましテレビの星占いを見たり、初詣でおみくじを引いたり、車に交通安全のお守りをぶら下げたりするからね。そういう…なんていうんだろう、いわゆるエンタメ的な感覚で向き合う分には全然良いのかなと思います。
別にパチンコ・パチスロに限らず不公平なことはある
で、このヒキという言葉ですが、「あいつは全然期待値詰んでねーのにヒキばっかりで勝っている」だとか、「俺はヒキ弱だから設定6を掴んでもいつもボロ負け」みたいな感じで使われることが多々あるのですが、それって別にパチンコ・パチスロに限ったことでは無いんですよね。
僕はサラリーマン時代に商社の営業をやっていて、営業ノルマ的なものがありました。似たような仕事をした経験がある人は分かるかもしれないんですけど、営業の仕事って努力や仕事の量が結果に結びつくかというと必ずしもそういうわけではなくて、何も能動的なアプローチをしていなくても大型の案件が舞い込んでくるとか、逆に、ひたすら顧客回りをしたり、新規の営業をかけても実りが少ないみたいなことは多々あって、そういう意味ではギャンブル用語におけるヒキ強・ヒキ弱論と似ているところがあります。
ただね、やった分だけチャンスが多く訪れるというのはあると思うんだよね。鴨川会長も言っていたでしょう。「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし! 成功した者は皆すべからく努力しておる!!」みたいなことを。
営業の仕事であれば、顔が広いほど良い話が舞い込んでくるチャンスは多いだろうし、設定狙いであれば、データ漁った数が多いほど良い店に辿り着けるチャンスは多いだろうし、ハイエナであれば、打った台数が多いほどバカ出しするチャンスは多いわけですよ。
パチンコ・パチスロというのはすごく平等なものだと思います
年齢の割にはかなり年数の少ない僕の社会経験で比較するならば、パチンコ・パチスロっていうのは、一般的な仕事と比べると、かなり努力が報われやすく、平等な類のものだと思いますよ。種銭も関係ないし、生まれや経歴、学歴も関係ないし、すごく平等なものだと思います。
その中でヒキがつえーだのよえーだの、そんなことでゴチャゴチャ言ってんじゃないよ。そんな難しいことではないんだから、黙って打ちゃあいいんだよ。10万がマイナス5万になることはあっても、1,000万が100万になることはないし、どうにかできることではないんだからさ。と個人的には思うわけであります。
仮にヒキというものが存在したとして、自分が超ヒキ弱だったとしても、出来ることって何もないんですよね。せいぜい黄色い財布とエミールホルダーをセットで買うぐらいしかないじゃない。それならばそんなことは気にせず、前向きにやっていった方がヒキとか運も良くなるんじゃないの。別にエミールホルダーをバカにしているわけではないよ。
まぁヒキが強い弱いみたいな話は冗談で言ってる人が殆どなんだと思うけどね。金玉いてー。
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