我が愛しのiPhoneXの液晶画面にヒビが入ったのが今から約2週間前のこと。それはそれは見事なヒビ割れで、まるでブラック・ジャックの顔面のようにビシッと斜めに一本線が入りました。
それからというものパチンコ・パチスロでボコボコにされるのは当然のこと、マルハンの会員カードを紛失して再発行手数料を600円取られたり、ガパオライスの缶詰のフタでサクッと指を切ったり、小用でラインをした昔の女には「すいません、誰ですか?」と返信されるなど、なかなかに不幸な出来事が続いています。
アルミホイルを巻け
不幸の原因として想定されるのはiPhoneのヒビ割れ部分から漏れ出した電波が悪影響を与えていると言う説です。マルハンアプリやサイトセブン等のWebサイトを経由して何かしらの攻撃を受けているのは間違いないでしょう。
脳内への攻撃を防ぐためにアルミホイルでできた帽子を被り、資産を守るために財布代わりにアルミ蒸着のペットボトルホルダーにお札を入れて持ち運び、「電磁波退散」というタトゥーを左肩に入れたのにもかかわらず、一向に改善される見込みがないまま時間ばかりが過ぎていきます。
かくなる上はこのiPhoneに入ったヒビを修繕せねばなるまいかと思い、スマホ修理店の料金表をネットで見たところ、概ね15,000円ほどで修理ができるということが判明しました。
以前の僕であれば、一万円札は尻を拭くのに使っており、五千円札は鼻をかむのに使っていたので、一回トイレを我慢すれば良いぐらいのはした金なのですが、最近、負け過ぎてお金が無いので死活問題です。
「ま、まぁ別にヒビが入ってるだけだしな…。機能的には全然問題ないからほっといてええやろ(震え)」
ということで、ヒビのことは忘れることにしました。いうても角度を変えて見ないと分からないレベルの微妙なヒビですからね。別に放っておいても問題ないでしょう。
「ピッ!」てできなくなりました
数日後、いつものように自販機でワンダモーニングショットを買おうと思い、iPhoneをかざすと全く反応しません。
僕はiPhone経由でデジタルSuicaを愛用しており、日々の支払いの90%以上をSuicaで賄っています。今どきコンビニで小銭払ってる奴とかヤベーだろ、とさえ思っています。そんな電子マネー原理主義者の僕にとってはSuicaが使えるかどうかは死活問題。QOLに大きく関わってくる大問題なんですね。
まぁ、いうて僕はiPhone歴10年を超えるiPhoneマスターなんですよ。故スティーブ・ジョブズよりも最近のiPhoneについては熟知しています。こういう時どうすればいいのかというと再起動です。再起動をすれば、iPhoneのトラブルのうち95%は解決できます。
直りません。自販機に全然反応しません。セブンイレブンに行って、セルフレジでも試しましたが反応しません。困りました。
いやいやいや、これはね、僕知ってるんですよ。この手のトラブルはiOSをアップグレードすれば25%直ります。とりあえず番長でも打ちながらiOSのアップデートをしましょう。
直りません。ダメだこりゃ。完全にいかれちまってるわこのポンコツが。マジかよ、一年ちょいしか使ってないのに買い替えかよ。てか、アップデートしたらアラームとか超使いにくくなったぞふざけんなよ。
ということで、もう買い替えてしまうことにしました。
個人的にスマホに求めることは携帯性>スペックです。スペック面については、ウマ娘が問題なくできるレベルであればオッケーなのですが、液晶のサイズはできる限り小さい方が良いです。大きいじゃなくて小さいです。そっちの方がかさばらないですから。
そう考えると、現行機種でいうと、iPhoneSE(画面サイズ4.7型)かiPhone12mini(画面サイズ5.4型)のどちらかが良さそうだという結論に至りました。値段はSEが5万円、12miniが9万円ぐらいだそうです。
そんなもんSE一択やろうが、貧乏人舐めるなよ。と思っていたらiPhoneSEが買えるぐらい負けていました。明日もひび割れたスマホを持ってパチ屋に行きます。
とある日の収支
打った機種:番長3
投資:7万4500円
回収:3万7000円
マイナス4万7500円
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