昨今の社会情勢により、仕事を探し中の方も多いかもしれません。なので、仕事探し中の方に送る、お仕事(アルバイト)紹介シリーズを書きましょう。
今でこそ無職生活を満喫している私ですが、学生の頃は非常に勤勉だったんですよ。高校に入学してから大学を卒業するまで、ずーっと何かしらのアルバイトをしてましたからね。勤勉?勤労?分かんねーけどまぁいいや。
お仕事紹介シリーズ、記念すべき第1回目は「ボウリング場のレーンを運ぶ仕事」です。
このアルバイトをしていた時、私は15歳ぐらいだったと思うので、今から15年ほど前ですね。待遇は今と全然違うと思うので、その点はご注意ください。
そもそも何のアルバイトなのか
業種:運送業?
職種:レーンを運ぶ人
給料:日当7,000円ぐらい?(あんま覚えてない)
勤務時間:10時間ぐらい(移動込み)
福利厚生:弁当1個・缶ジュース1本/日
実際のところ、日当とか労働時間とか、細かい条件はあまり覚えていないんですけど、だいたいこんな感じだったと思います。
一応、「○○運輸」みたいな感じの会社だったので、運送業の範疇に入るのだと思いますが、配達とか個人の引っ越しみたいな仕事はありませんでした。
企業の引っ越し、倉庫での資材の移動や、現場での建築材の移動などの仕事がメインでした。語感的には「運搬」が一番近いかもしれません。人材派遣のように、現場に行って、その現場内で完結する仕事が多かったですね。
ボウリング場の朝は早い
業務の特性上、建設現場での仕事が多かったのですが、思い返して一番キツかったのは、ボウリング場の建設現場。
まず、ムチャクチャ朝が早いんですよ。集合が朝の4時半とか。これは現場によって変わって、遠ければ遠いほど早くなるのですが、私の住んでいた地域からボウリング場まで結構遠かったんですよね。
ハイエースみたいな車に回収されて向かうのですが、ボロ車で騒音がガタガタうるさいので、全然寝られないんですよ。現場仕事なので当然肉体労働なんですけど、着いた時にはもうボロボロ。眠いし疲れるし、東京の通勤電車みたいなものですね。
その現場では、朝礼とラジオ体操を毎日やっていたのですが、「体をまわす運動」の頃にはいつも半分寝てましたからね。
レーンがめっちゃ重い
朝早いのは、この仕事ではいつもの事なので、別に良いんですけれど、その現場で一番キツかったのは、単純に運ぶ物がめっちゃ重かったということ。ボウリングのレーンってめちゃくちゃ重いんですよ。
当然、あの長いレーンを丸ごと一本運ぶのではなくて、何枚かに分割されていますよ。それでもアホみたいに重いんですよね。
分厚い木(?)が何枚かに重なっていて、厚さ5cm×長さ150cmぐらい。詳しくは知りませんけど、1枚当たり100kg超はあったんじゃないですかね。
しかも、その現場の時は、小雨が降っていることが多かったんですよね。梅雨時期だったのかもしれません。雨に濡れると滑るので、余計に力が必要なんですよ。
それを8時間ほど、2人がかりでひたすら運び続けるという仕事。
たぶん、長年このお仕事をやっておられる方であれば、全然大したことないんでしょうけど、当時15歳ぐらいでしたからね。現場が終わる頃にはいつも死にかけていました。
レーンを運ぶ仕事の良いところ
なんかキツい事しか書いていないので、少しは良い事も書いておきましょうか。
いい人が多い
現場の人って、いい人が多い気がします。作業中は当然のように「お前何やってんだ!このボケー!!」みたいな感じの怒号が飛び交うわけですが、それはあくまで危険だからであって、休憩中とか、仕事終わりはみんな優しいんですよ。いやこれマジで。
特に私は(当時)最年少だったということもあって、かわいがってもらえてたんだと思います。休憩の時は、大体ジュース奢ってもらってましたからね。
筋トレになる
ジムに行って鍛えるよりも、レーンを運ぶ仕事の方が、良いトレーニングになるんじゃないですかね。お金も貰えるし。
見栄えを考えるなら、ジムとかの方が良いかもしれませんけど、こちらの方が実用的な筋肉がつく気がします。…実用的ってなんだ?
終わる時間が早い
朝が早い分、終わる時間も早いです。私のアルバイト先は、今のご時世であれば、労基が激おこレベルの会社だったと思いますが、時間だけはちゃんと守ってくれる印象がありました。
遅い現場でも、16時ぐらいには終わることが多かったですね。終わる時間が早いということは、(平時であれば)そのままパチンコ屋さんに行けます。
まとめ
建築現場での仕事って、実際に建物が出来た時に凄い達成感があると思います。「これ、俺がつくったんだぜ」みたいな感じ。
私の場合は、あくまでレーンを運ぶ仕事だったので、全てのレーンを運び終えた時点で仕事は終了。ボウリング場が出来た瞬間には立ち会ってないんですけどね。
にほんブログ村