なんか最近、たぬきにカツアゲされるゲームが流行っているらしくて、そこまで流行っているのなら、ちょっとやってみようかと思ったんだけど、よくよく考えたらSwitchを買うほどの金銭的な余裕もないし、ハマったら抜け出せなくなりそうなので、昔やっていたゲームを思い返して時間を潰すことにしました。
そしたら思い出したんですよ。低スペックのパソコンでできて、値段が安くて、ちょっとエッチで、最高に面白い、たぬきをボコれるゲームのことを。
ちなみに、たぬきにカツアゲされたり、シーラカンスを釣ったりするゲームの事を、勝手にシミュレーションゲームだと思ってここまで書いています。
調べてみると、どうやら「コミュニケーションゲーム」というジャンルらしいのですが、書き直すのも面倒だし、コミュニケーションとシミュレーションって、なんか語感が似ているから別にいいかと思い、このまま書き進めます。
これはシミュレーションゲームです
昔からシミュレーションゲームが好きなんですよね。時間がかかるので、最近はめっきりやる機会が少なくなりましたけど。
一口にシミュレーションゲームといっても、その範囲は結構広くて、シムシティみたいな街つくり系とか、ジュラシックパークを経営するやつとか、ときメモみたいな恋愛ものとか色々あるわけですが、特に好きなのが歴史シミュレーションゲーム。歴史というか日本史というか戦国時代。
歴史もので一番有名なのは、やっぱり「信長の野望」かな。あとは「太閤立志伝」とか。太閤立志伝は好きで4も5も超やった。
あとはフリーソフトの「戦国史」というのもハマった。スゲー地味なゲームで、自分でもなんであんなにハマったのか分からないんだけど、一時期ひたすらやっていた。当時、1週間ぐらい入院することがあったんだけど、病室にノートパソコンを持ち込んでひたすらやっていて、看護師さんにドン引きされたレベル。
で、人生で一番ハマったシミュレーションゲームは何だったのか考えてみたんですけど、こと歴史ものに限って考えてみると、間違いなくこれ。
戦国ランスですね。
ぱっと見、信長の野望みたいな結構硬派なゲームに見えますね。
その実態は全然違うんですよ。まぁ硬派は硬派なんだけど、硬派の皮をかぶった軟派というか、戦国乙女の進化版というか。
とりあえずストーリー。
ストーリー
大陸の東の端にある島国JAPAN。
複数の戦国大名が覇権を争う第4次戦国時代の真っ最中。
鬼畜と呼ばれ大陸で暴れたい放題をしてきたランスは、魔法使いのシィルを連れてこのJAPANにやってきます。
温泉旅行?
いえ違います、温泉には行きますが、ランスの目的は、美しいと評判のJAPANの姫や女侍や巫女や女忍者や村娘とかをやりまくる事。
特に最大勢力の織田家の香姫を狙っています
ランスがJAPANの世界にやってきて戦うシミュレーションゲームです
(引用元:戦国ランス 公式HP)
主人公であるランスさんの目的は、天下統一でもなく、温泉旅行でもなく、美しいと評判のJAPANの姫や女侍や巫女や女忍者や村娘とかをやりまくる事なんですね。
…さて、賢明な方はそろそろお気づきかと思いますが、一応書いておきましょうか。
※この辺りで女子供は立ち去るべき。どっか行けゞ(*ヘ*;) シッシッ!!
悲しいけど、これエロゲーなのよね。いやシミュレーションゲームなんだけども。
当ブログは非常に健全なブログなので、この記事を書いた結果、読者離れのリスクや、キモがられるリスクや、偉い人に怒られるリスクがあるわけなのですが、それでもこれを書いているということは、逆説的に考えて、ムチャクチャおすすめであるということなんですよ。
ゲームシステムについて
誤解していただきたくないのですが、決して私はエロ目的でこのゲームをやっていたわけではありません。このゲームを用いて、ソロ活動に勤しんだことは一度もありません。いや、本当はあるんだけど、別にそれは主目的ではないんですよね。
超簡単にゲームシステムを説明すると、信長の野望の成人向け版。それ以上でもそれ以下でもないのだが、作りこみがヤバい。スーパーデラックス並みによくできている。
主人公はランスという超強い兄ちゃんなんだけど、なんかよく分からんうちに、織田信長に変わって織田家を率いることになる。で、織田家を率いて天下統一を目指す…というのが一週目の内容。
いわゆる周回ゲームで、やりこみ要素も多い。条件は色々あるんだけど、登場する武将は、野生のポケモンみたいな感じでほとんどが仲間になるので、強い仲間を増やし、どんどん織田家を強くしていく。
上の画像は上杉謙信。結構有名なキャラなので、どこかで見たことがある人もいるかもしれない。
個人的にはどうでもいいのだが、オリジナル絵のキャラは、男性を除いたほぼ全員にエッチなシーンが用意されている。個人的にはどうでもいいんだけどね。大事な事なので、二回書きました。
出てくる武将は戦国乙女みたいに全員が女…というわけではない。基準はよく分からんが、正史通り男のままの人も結構いるんですよね。(というか、よくよく考えたら戦国乙女も男キャラちょこちょこいますよね。義昭とか、コタロウとか、ぐみとか。その辺の判断材料が気になる)
あと、特徴としてはマルチエンディングだということ。ゲーム内で取った行動に応じて、途中でルートが分かれて、それぞれにエンディングが用意されている。そんなにたくさんのルートがあるわけではないんだけど、分岐してからが結構長いので、それを追っかけるだけでもかなりボリュームがある。
面白さについて
個人的には全体的なセンスがぶっ飛んでいて好き。
たとえば、毛利家の武将は一部を除いて全員が世紀末仕様だったり、武田の騎馬隊…じゃなくて騎羽隊はみんな「てばさき」に乗っていたり。今川家の武将は全員ハニワ。
何言ってるのか分からないと思うんだけど、本当にそうなんですよ。
徳川家とか、だいたい全員たぬきだし。たぬきにカツアゲされてムカついている人は、徳川家に攻め込んで憂さ晴らしをするべき。
シナリオも面白い。面白いというかヤバい。初代プレステのメタルギアを超えている。セリフ回しもマジで面白い「どりゃーー!!!」「とーーーーぅ!!」とか、「おちっこちびりそうでちゅー!」みたいな名言も多い。
戦国時代なのに、普通に爆破魔法ブッパしてくる女魔術師がいたり、FFで出てきそうな魔王が出てきたり、世界観がごちゃ混ぜすぎて面白い。九州なんかアフリカだし、四国は死国ですからね。住んでる人に怒られるぞ。
ネーミングセンスも神がかってる。武将の名前が「三好A吉」とか「平キョモリ!」とか「アヘン商人」とか「らっこ」とか「人権まもれー」とか。これ全部人の名前ですからね。ヤバいでしょ。
あと、さっきも書いたんだけど、やりこみ要素が凄く多くて、ボリュームが半端じゃない。私は武田家の有能武将を仲間にするという一つの小目的の為だけに、15時間以上ぶっ通してプレイしたこともある。
一応、成人向けゲームなので、オマケ程度にエロもある。あくまでオマケなんだけども。大事な事なので二回書きました。
まとめ
少しでも気になった人は、エロゲーと敬遠せずにマジでプレイすべき。
私もエロゲーってちょっと苦手意識があったし、実はこれ以外はやった事がないんだけど、エロとか成人向けとか、そういうのを度外視して出来がいいんですよ。
結構昔のゲームなので、インターフェースが使いにくかったり、解像度が低いみたいな難点もあるんだけど、それを差し引いてもダンチで面白い。
実はこれかなり評価が高いゲームで、一時プレ値で値段が万越えとかヤバい事になったんだけど、数年前にDL販売が開始されて値段が落ち着いたみたい。
ということで、アフィリンクを貼ろうと思ったんだけど、Amazonで買うと高い(見た時5,000円以上した)ので貼らない。公式HPとかFANZA(DMM)だとDL版が2,530円だったので、たぶんこれが最安値だと思う。
かつて、香ちゃんの兄の信長が俺の友達だった時のこと思い出して書いていたら、天満橋の石爺が、巨大化の限界を迎える時間になってしまったのでそろそろ終わります。
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