本当にあったパチプロのはなし

ちょっと変わった経験談や、ギャンブルとの向き合い方について書いています。

12万勝って思いっきりビンタされた話

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あれは5号機AT機のはしり、海皇が覚醒していない聖闘士星矢がそこそこ人気だった頃。

 

初代聖矢の導入日を見てみると2012年の9月10日。ということはその翌年、2013年の夏ごろの話になるのかな。もう7年か。月日が経つのは早いものだ。

 

当時の私はサラリーマンで、当時付き合っていた女と同棲していて、荻窪に住んでいて、たまにパチンコ屋に行っていた。

 

あれは忘れもしない隅田川花火大会の日の出来事。

 

 

花火なんて別に行きたくねーんだよこっちは

私は人ごみが嫌いだ。嫌いというよりも、正確にいうと苦手。だから花火大会みたいな人が集まるイベントごとはあまり好きじゃないんだけど、行こうと言われたら行くしかない。

 

たぶん昼過ぎぐらいだと思うんだけど、女が美容室に出かけて行った。浴衣に合わせて髪のセットをしてもらうらしい。時間は1時間ぐらいかかるとのこと。

 

1時間というのは微妙な時間である。家でゴロゴロしているのには長いし、映画を見るのには短い。アニメを一話か二話ぐらい見るには丁度いいんだけど、その当時はネットフリックスもアマプラも存在していない。

 

であるならば、パチスロである。花火を見るのにも金はかかる。りんご飴代ぐらいは稼ぎに行っておこう。

 

パチ屋に向かうあじ太郎。それが悲劇、あるいは喜劇の幕開けとも知らずに。

 

時間がない時は○○に限る

夜に花火を控える昼下がり。制限時間は一時間。アクロスのハナビなんかがおあつらえ向きだが、そんな台はその当時にはなかった。であるならば、当然、聖闘士星矢である。

 

今でこそ聖闘士星矢を打つ機会はかなり少ないが、当時の私は聖矢キッズであり、ビンビンに小宇宙を感じまくっていた。打っていたのは5号機の初代聖矢なのだが。

 

初代聖矢はゲーム数解除がメイン…だったような気がするんだけど、いま改めて解析情報とかを見てみても、どこにもそんなこと書いてないんだよな。まぁとりあえず、純増2.8枚のAT機で、結構荒めのゲーム性、5号機が終焉に向かうキッカケとなった、終わりの始まりのような時代に誕生した機種だということだけ認識してもらえればそれでいいと思う。もう打つ機会はないだろうし。

 

初代聖矢は結構荒いAT機。ぶっ壊れれば終日出っぱなしみたいな事もある。そんな台を制限時間一時間で打っても大丈夫なのか。

 

大丈夫だ、問題ない。出て終わらなくなったら謝りゃいいんだよ。そもそも、そんな簡単にぶっ壊れるような台ではない。一回当たって150枚ぐらいの出玉をもらって、天国回してそれで終わり。それで良いんだよ。

 

普通にビンタされた

ぶっ壊れるんだよなこれが。

 

細かいことは覚えていないが、千日戦争、今の聖矢にも同じ名称のモノがあると思うんだけど、初代星矢でも千日戦争は最強と呼べる特化ゾーンで、そいつに入ってアホほど出た。確か6,500枚ぐらい。

 

初代聖矢は純増2.8枚なので、通常時を多少回したことを考えると、たぶん2,500ゲームぐらい。ということは、時間でいうと3時間ぐらいか。

 

当時は東京も等価だったので12万くらい勝ったのかな。ちょろっと暇つぶしに入ったパチ屋で速攻当たって3時間でプラス12万。最高の展開。家で激おこの浴衣女が待っていること以外は。

 

いやね、普通にビンタされたんだよなこれが。あれはたまげたね。普通に目から星が飛んだ。たぶん、あの女の前世は、ニシローランドゴリラかシュガー・レイ・ロビンソンだったんだろう。そのぐらい強烈だった。

 

後日談というか今回のオチ

確か花火の時間には普通に間に合った。北千住だか南千住の公園に行ったんじゃなかったかな。間に合ったのだからビンタされ損な気はするのだが、まぁそのくらいは許してやろう。

 

閉店間際とか時間がない時に限ってアホほど上乗せするというのはパチスロあるあるだと思うが、ビンタされたくない人や、損得を顧みない人以外は自ら死地に飛び込むのは控えた方が良い。ただし、虎穴に入らずんば虎子を得ず。ビンタを厭わないその姿勢は大いなる恩恵をもたらす。

 

結論:時間がない時ほど爆裂機を打とう

 

 

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