たとえば、某Vループ機の攻略打ち手順とか、Gドライブ枠の磁石センサーの効きが弱い部分とか。あるいは、表に出てこない6確演出とか、シャアのハイエナの狙い目とか。
はたして、ググっただけではなかなか出てこないそういった情報はどういうルートで出回っているのか。また、一般的にパチンコ・パチスロ専業者はどの程度そういった情報を把握しているのかという話です。
PNNについて
まず、PNNという専業者専用の会員制ネットワークがあります。LINEのオープンチャット的な感じで、もちろんオープンじゃなくてクローズなのですが、そこで盛んに情報交換が行われています。新台の狙い目とか、攻略打ちとか、半分ゴトみたいな話も転がっています。
発端は平成初期から活動している開店プロ組織のネットワークらしいんですけど、どこから始まったのかについては私も詳しくは知りません。会員制?紹介制?なんと言ったら良いのかは分かりませんが、そんな感じで横のつながりで広がっていったものです。
参加条件としては、年に一回、入会するための試験があります。合格率は約数百万分の1と言われており、そこで得ることの出来るライセンスを売れば、人生7回遊んで暮らせるほどの値段になります。試験会場に到達すること、それ自体が第一関門になっている為、試験についての詳細はここでは差し控えます。
基本、変わりません。むしろ逆です
…ってそんなんあるわけないでしょうが。無いです無いです。小規模なオープンチャット的なものはあるんでしょうけど、由緒正しき専業者のたまり場とか、ハンターライセンス的なものは無いです。
実際のところ、僕も含めて、8割方の専業者は普通のお客さんと持っている知識とか情報はほぼ変わりません。というか、むしろ専業以外の人の方がコアな知識を持っている場合が意外と多いです。
というのも、パチンコ・パチスロで飯を食ってる人間って、当然ながら私も含めて、基本的にアホだし、学もないんですよ。パチンコ・パチスロって数字の世界じゃないですか。統計学とかすごい重要ですよね。他にもリバースエンジニアリング的な話だったり、システムの話だったり。そういう専門的なことって、みんなバカだからあんま分かんないんですよ。
もちろん、専業者の中にも超頭が良くて、システマチックにビシバシやっている人もいるんでしょうけど、お金稼ぎにもいろいろ多様性のあるこの時代ですから、そういう人は他のもっと稼ぎの良いことにシフトしていきます。
たまーに事情通っぽい人がいますけど、本当にうまい話であればそんなに大っぴらにはできないので、その人の関係性にもよりますが、基本的にはフカシだと思っておくぐらいで良いかと思います。
それなりに話は回ってくるけれど
毎日パチ屋に行っているわけなので「○○の店は最近全リセしてる」とか、「○○は最近出禁祭りをやっているから気をつけた方が良い」とか、「あのコヒレは背中に赤鬼青鬼のタトゥーが入っているらしい」とか、そういうローカルな話は回ってきたりしますけど、稼ぎに直結するようなおいしい話が回ってくることはないです。
少しでもお得な話と言えば、新台の設定6の実践データを絡めた判別情報とか、エナ情報を早めに得ることができるぐらいですかね。機種の導入台数にもよりますが、大多数に広まるまでに多少のバッファがあることがちょいちょいあります。最近はTwitterとかブログ等で導入当初から出てくることも多いのですが、ある程度関係性のある相手から聞いた話と、誰かよく分からん人が公開しているものだと、やはり前者の方が信頼度は高いので、そういう意味でも多少は優位性はあるのかなと思います。
あとは、その個人だったり、グループ次第ですよね。普通に働いておられる方と比べると圧倒的に試行回数は取れるので、雑誌等の解析データや出玉データを基に、「何か狙えないかなー」みたいなノリで色々試行錯誤して、結果、それが独占に近いような形になることはあると思います。
存在自体はしているんだと思います
ここまで書いたのはあくまで普通の専業の話で、僕もその枠なんですけど、もっとコアだったり、アウトローな人・集団もまだ存在自体はしているんだと思います。僕は事情通ではないので、その辺はあんまよく分からないんですけど。
ちょっと前に源さんのゴトが話題になったじゃないですか。右の穴から針金みたいなの突っ込んでV入賞口開けるみたいなやつ。そういうのも含めて、ゴト集団みたいなのはまだまだあるんでしょうね。
あとは、かの有名なペガサスおじさんみたいな人。実機買って、いろいろ吸いだして、手順組んで攻略するみたいな。スロットはほぼ絶滅したと思いますけど、パチンコであればまだいると思います。
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