新台で導入されるやいなや朝から晩まで入れ替わり立ち代わりのフル稼働。後ろには山下公園の大道芸人並みの人だかり。牙狼の新台が超絶人気です。
しみたっれた鼻たれ小僧やメスガキどもには理解できないであろうこの光景がなぜ全国各地で起こっているかというと、ようは我々みたいなおじさんはみんな魔戒騎士なんですよ。全員が金色の輝きを纏い、ホラーに憎悪を抱き、長年に渡り戦ってきたんですね。
牙狼の新台が出たと聞けば、一度は我先にとホラーを倒す必要があり、仮にそれが面白ければホラーを殲滅するまで戦い続ける。我々魔戒騎士というのはそういう生き物なんですよ。
何故戦うのか、それは…
一応、僕はパチンコ屋さんから奪ったお金で生活しているので、何故戦うのかと聞かれたらそれはお金の為なんですけど、僕はパチンコ・パチスロで食わせてもらってる身である前に魔戒騎士なんでね。牙狼はヴェルタースオリジナルよりも特別な存在なわけです。
というわけで、牙狼を打ちに行きました。新装4日目であります。
なぜ新装初日から行かなかったかというと、僕は魔戒騎士である前に1人の優しい戦士なので、他の魔戒騎士たちにとりあえず譲ってやろうと、そういう大らかな気持ちがあったからです。
本作、「牙狼月虹の旅人」には遊タイムが搭載されております。大当たり間950回転で魔戒チャンス確定。一種二種なので遊タイム突入＝当たりです。
まあ僕は魔戒騎士なので、別に遊タイムなんてなくてもホラーをバッサバッサというところなのですが、牙狼にも牙狼剣が必要なように、僕にも遊タイムがあった方が幾分か心強いと。鬼に金棒、牙狼に牙狼剣、無職に遊タイム、そういうことです。
で、この日はなんと前日850回転ヤメが1台、700回転台が3台、600回転台が2台。計6台も朝一から打てそうな台がありました。牙狼以外にも、とあるの700回転やらわんわんの150回転やら。6番以内を引ければ牙狼が打てるし、15番以内であれば何かしら打てるだろうと。まさに遊タイムのバーゲンセール。
抽選人数は約30人。で、引いた番号は5番。やりました、優勝です。
このお店、パチンコもパチスロも低貸も一緒に抽選。経験上、半分以上の人がスロットコーナーへ、4分の1の人が低貸コーナーへ走るので、1~4番の面子次第ですが、850回転の牙狼もワンチャンいけそうな良番です。
もうこの時点で魔戒騎士を越えて黄金騎士ですよ。若干左手の当たりが光輝いて見えます。その光が左肩を越え、頭から下り、お腹のあたりにきた瞬間、なんか急にお腹が痛くなってきました。
行け！疾風の如く
この腹痛は何度か経験があります。うんこがしたいというやつです。
このブログを過去からちょいちょい読んでいただいている方ならご存じかと思いますが、僕は林間学校の際、お母さんに必ずビオフェルミンを持たされていたほどお腹が弱いです。そのくせにタバコも吸うわ、缶コーヒーも好きだわで、ちょうどこの日も朝からコーンフロスティを食べ、タバコを吸い、パチ屋への道すがらエメラルドマウンテンを一缶いただいていたんですよ。
といっても大人だし、あと15分ぐらいで入場なんだから、軽い腹痛ぐらいは我慢できるでしょう。いうて牙狼の残り100だからね。全然我慢できますよ…と思っていたら、急に荒波が来たんですねこれが。
なんていうのかなー、ジョジョの3部でジョセフとダービーがお酒の中にコインを入れてギャンブルするシーンがあるじゃないですか。もうあんな感じ。表面張力ギリギリで、あと1枚でもコインを入れたらあふれてしまいそうな状況に急に追い込まれてしまいました。
まぁいうても僕はクールな魔戒騎士なので、店員に事情を説明して、あわよくば再整列の際に融通を聞かせてくれないかという交渉をしようと思ったわけですが、いねーんだよ店員が。ふざけんじゃねえぞ。もうしょうがないので、5番の抽選権を投げ捨て、急いで近くのロッテリアに向かいました。
雄々しき姿の 孤独な戦士よ
なんとかギリギリ間に合いました。
間に合ったというのは、再整列に間に合ったのではなくて、ギリギリうんこを漏らさずに済んだということです。パチンコ屋さんが開店する時間には優雅にロッテリアのハッシュドポテトを食べながらアイスティーを嗜んでいました。
しょうがないので牙狼は諦め、適当にハイエナをして一日を過ごしました。そんな事情もあり、今のところ牙狼月虹はまだ一台も打てていません。
ある日の収支
打った機種：わんわんフェスティバル・WUG・マクロスほか
投資：39,500円
回収：63,500円
+24,000円
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